CO2レーザー治療(シミ、アザ、黒子、皮膚腫瘍など)
CO2レーザー治療(シミ、アザなど)
CO2レーザーによるシミ(表在性の良性色素性疾患)治療は自費診療になります。最新のCO2レーザーを用いて皮膚へのダメージを最小限に、シミ治療を行います。シミの大きさや数により費用が異なる(最低料金2mm以下11,000円)ので、受診時に確認してください。初診料は7,700円です。治療は通常麻酔無しでも可能(ピリピリ感はあり)ですが、範囲が広い場合、表面麻酔や注射の局所麻酔を行います。レーザー治療後は炎症を抑える軟膏やクリームを塗ります。処方の費用が別途かかります。また、治療による炎症が落ち着いたら後はハイドロキノンクリームを塗り、遮光をしてシミの再発防止に努めます。
炎症の経過は、まずレーザー照射直後数日間は赤みやヒリヒリとした痛みを感じることがあります。その後、1~2週間程度で薄いカサブタが形成され、自然にはがれてきます。カサブタがはがれた後、ピンク色の新しい皮膚が現れますが、一時的に炎症後色素沈着(戻りシミ)が生じることがあります。これは数ヶ月かけて自然に薄れていきます。
詳細な経過:
- レーザー照射直後: シミが濃く浮き上がり、レーザーによって皮膚にダメージがあるため、赤みやヒリヒリとした痛みを感じることがあります。
- 数日~2週間: 薄いカサブタが形成され、自然にはがれてきます。カサブタがはがれると、ピンク色の新しい皮膚が現れます。
- 数週間~数ヶ月: 一時的に炎症後色素沈着が生じることがあります。これはレーザーによって肌にダメージが与えられたためで、メラニン色素が一時的に増えるためです。
- 数ヶ月~半年: 炎症後色素沈着は自然に薄れていき、元の肌色に戻っていきます。
その他:
- カサブタを無理にはがさないように注意が必要です。
- 炎症後色素沈着や再発を防ぐためにハイドロキノンクリームを使用します。
- シミの種類や個人の肌質によって、経過や治療期間は異なります。
CO2レーザー治療(黒子、皮膚腫瘍など)
医療費は保険適用外となるため、全額自己負担となります。
初診料は初診料7,700(税込み)円(30分まで)、手術費用は2mm以下の腫瘍であれば11,000円から個数や大きさにより十数万円(麻酔料込み)。追加の処置やアフターケアが必要な場合は、その分の費用もかかります。
CO2レーザー治療のメリット
CO2レーザーによる治療には以下のようなメリットがあります。
まず、非常に精密に組織を切除できるため、周囲の健康な組織への影響が少ない。血管を同時に凝固させるため、出血が少なく、手術後の回復が早い。従来のメスによる手術よりも傷の治癒が早いとされています。多くの場合、術後の痛みが少なく、術後の不快感も軽減されることが期待されます。
治療の合併症
治療の合併症としては、傷口が感染するリスクがあります。また、傷が治る過程で、目立つ瘢痕が残ることがあります。治療後暫くして治療部位の色が変わることがあり、特に肌の色が濃い人ではリスクが高いです。術後に痛みや腫れが生じることがありますが、通常は一時的です。
治療後の経過
治療後の経過は個人差がありますが、医師の指示に従い、傷口を清潔に保ち、必要に応じて軟膏を塗布します。数日から数週間後に再診(オンライン診療可能)し、傷の治癒状況を確認します。通常、数週間で傷が治癒し、腫瘍が完全に切除されていることが確認されます。